はいたい。あやのです。
前回、
マスクに水が入るのは、マスクのせいじゃないかも?!
鼻呼吸をすると水が入ってきます
という記事を書きました。
鼻呼吸を克服すれば、だいたいのマスクは、快適につかえるようになりますよ。水もほとんど入ってこないしね!
というのは、今どきのマスクって、進化しているんです。
日本のマスクメーカーは、日本人の顔を研究して、わたしたちの顔にぴったりのマスクを作ってくれているし、シリコンなどの素材も進化しています。
だから、どのマスクを選んでも、だいたいあっちゃう。
とはいえ、なかには「最高にフィットする」マスクがあるものなんです。
自分の顔の形に「ぴったり」!
さらに、見ためも「満足」!
ということで、今回お送りするのは、「マスク・フィッティング最前線」
自分にぴったりのマスクを探してみませんか?
今までのマスク・フィッティング
マスクが顔にあっているかどうか、をチェックする時、どうしていますか?
立位で正面を向き、マスクを顔にあて、鼻から息をすって、マスクが落ちなければOK!
と教えてもらいましたか? はい、私はそう教えてもらいました&お客様にご案内していました。
でも、このやり方には、個人的におおきな不満点がありました。 マスクをあてて鼻から思いっきりすうため、目がビヨーンとのびて、つり目になっちゃう!!小鼻がひろがっちゃう!!
うわー私って水のなかで、こんな顔してるのね・・・・ と、人しれず悲しい気持ちになっていました。
救世主あらわる
海人商店では、日々、器材の勉強をしています。 器材メーカーさんからレクチャーをうけたり、実際にためしてみたり。
先日の勉強会で、マスク・メーカーさんから教えてもらった方法が、なるほど!と思うものでした。
その方法は、
- 上をむいて、マスクを顔の上にのせる
- マスク周縁が全体的に顔にくっついていれば
- 少しのスクイズで顔にフィットする
スクイズ=押しつぶす。水圧がかかったり(外側からの圧力)、鼻から息を吸う(内側からマスクを引っぱる)ことで、マスクが顔にピタッと吸着する。
ほほ〜!! さっそく、あれこれ試着してみました。
すると、「合う」「あわない」が、けっこうわかる!
お客様にもお試しいただいた結果、試着の際のポイントがいくつかみえてきました。
マスク・フィッティング あやのバージョン
- 上をむいて、マスクを顔の上にのせる
- マスクの位置を微調整して、おさまりのよいところをみつける
- 指でマスクのまわりをなぞる
- 「おでこ」「頬骨のあたり」「上唇〜ほうれい線のあたり」の3ヶ所をチェック
- 全てがフィットしていたら、それは、まさにあなたのためのマスク!!ぴったりです。
- スキマがあっても大丈夫。鼻からすこし息を吸う
- それでフィットすればOK。全く問題ありません
- いくつか別のマスクを試してください。試着するうちに、「ぴったり」「ちょっと浮く」「合わないかも」がわかってきます
試着してみました
女性用の「ココ」
GULLのCocoマスクは、女性用につくられたマスクです。 スカート幅は小さめにつくられています。 (スカートとは、顔にあたるシリコン部分の名称)
上をむいて、Cocoマスクを乗せようとすると、頬骨にスカートの両脇がちょっとあたります。気にせず(ちょっと押しこむかんじで)顔にのせます。手をはなすとすこし浮きますが、鼻から息をすうと、問題なくフィットします。
ココマスク、OK!
女性用の「ティナ」
Tinaも、Tusaというブランドの女性用マスクです。 成人女性の顔型にあわせてつくられています。
これが気持ちよいくらいにフィット! 上をむいて、マスクをそっと乗せると、どこにもあたらずフィットします。指でマスクの周囲をなぞるまでもなく、ピタッとあっているのがわかるくらいです。
ティナマスク、もちろんOK!
ココは顔にあっていないのか?
あれ? ココは、少し押しこんで、鼻から息をすうことでフィットさせました。これは無理やりあわせた(本当は合っていない)ということでしょうか?
いいえ。
スカートのシリコンは、顔にあわせて変形するように、柔らかく作られています。
マスクをつけて水の中にはいると、水圧がかかって、マスクが顔に押しつけらます。 そして、柔らかいシリコンが、顔に密着します。
密着している=隙間がなければ、水は入ってきませんね。
そう。陸上で、水中を再現するための方法が「鼻から息をすう」なんです。
ぜひ試着してみてください
ぜひ、皆さんもあれこれ試してみてください。
店頭のマスクはストラップをはずしてあるので、顔の上に乗せやすくなってますよ (^o^)
次回予告「実際に潜ってみました」
さて、のこる最大の疑問。
陸上でフィットする=マスクに水がはいらない、は真なのか?
いちばん気になるところですね。
本当に自分にあっているかどうかは、最終的には、実際に潜ってみなくちゃわからない!!
そんなわけで、次回は「実際に潜ってみましたレポート」をしたいと思います。
それでは。
またやーたい。
にふぇーでーびたん♪